十六日(ジュウルクニチー)祭(2012年02月07日)

北の風強め。天候曇り、小雨が降ったり止んだり。ここ2~3日、南風が続き、かなり暖かくなっていましたが、今日は北風に戻り、一気の冬に逆戻りとなってしまいました。北風のお陰で、風は強いものの、波はだいぶ落ち着き久々にツアーが開催出来ました。ちょっと寒くはありましたが、暖かくても荒れてしまい海に出てないならこれぐらいの寒さ我慢します!!でも暖かくて、海も穏やか・・・が一番ですが。

本日のツアーにご参加いただいたお客様です!!

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今日は、旧暦1月16日です。沖縄地方では、各地で十六日(ジュウルクニチー)祭が行われます。十六日祭は、「後生(グショウ・グソウ=あの世)の正月」です。お墓に集まり、きれいにして、ご馳走を一緒に食べます。ここ宮古島や八重山では、正月以上に、この十六日祭の方が盛大に行われているようです。正月よりも、この日に合わせて帰郷することもあるようです。大切な行事のため、小中学校も午前中で終わります。民間企業も午後から休みになるところも多いです。数年前までは市役所も午後から閉めていましたが、最近は閉めていないようです。最近は通常通りに営業している会社やお店も多くなりましたが、少し前までは、町中がシーンとしていました。居酒屋さんやお土産やさんなども閉店していました。沖縄生まれでない人たちには、全く馴染みのない行事のため、たまたまこの日に来てしまった観光客の方は、今日に限って、なんでどこもかしこも閉まってるの??っていう感じだと思います。私も宮古島に住み始めて1年目はビックリしました。そして、お墓の前でたくさんの人が集まり、お弁当を広げて食べている様子にも驚きました。まるで、お墓でピクニックをしているようです。久松地区では、毎年この日にのど自慢大会が行われます。今年も行われるようで昨日の夕方通った時には、準備途中のようでした。今頃はステージも出来上がっていると思います。お墓参りしたあとは、公民館に集合です。宮古島、沖縄だけでなく全国的にも知られている、宮古島の方言で歌う「下地勇さん」が毎年ゲストに来るので、この会場で??と思うかもしれませんが、大盛り上がりです。大音響ではじまるので、家にいながら歌だけは聴くことが出来ます。