砂と赤土と・・・・アダンの枯葉(2011年8月6日)

9号の進路が、北よりに向いてくれたお陰で、暴風域に入らずに済んだ宮古島です。と、安心しきって寝た昨晩。今朝5時、何時も通りに宮古気象台の台風進路を拡大して、確認・・・・・ムッ、ムッ!!「西」に向かって、宮古島へ一直線。このままでは、暴風域に突入!!か?!おまけに速度が遅く、沖縄本島は、ほぼ丸二日間、暴風域の中。雨量も700mmを超えた場所も。気圧配置を確認しても、どうして西に向かって来るのか分からず。。。。もしや、「迷走」。ヤバイ!!ヤバイと、思ってみても、どうすることも出来ないのですが。

復旧作業の開始時間を13時設定し、様子見状態。午前9時頃かな、西へ向かっていた9号が、北へ向かい始めてくれて、「ホっ」と一安心。その時点でも本島は、暴風域の中。。。。今までに経験した事のない、大変なことなのです。

吹き返しの西風が、車体を揺らす中を保良へ。12時頃には到着。下り坂で、恐る恐る下を見れば・・・・・道路に枯葉の山。。。。いたるところに引っ掛っている様な感じ。「何???だべナ~」と思いつつ、中段駐車場で大荒れの海況を眺めながら、昼飯。と、大荒れの波間を一羽のアジサシが、西風に逆らいながら波間に突っ込んでは、飛び出しの繰り返し。子供に食べさす「餌の小魚」を狙っている。チッチャナ体なのに、必死に飛んでいる。小魚を捕まえると、今度は西風に乗り、猛烈な速さで、潮で洗われている大岩へ。カヤックで通ったこの間、威嚇されたのは、あのアジサシだったんだと。一羽が必死で餌を獲っている。もしかしたら、卵を守ってる親鳥に運んでいるのかもしれない・・・・ナ。

ビーチプールまでの道を歩きながら、確認。下り坂から見えた「枯葉の山」の正体は、アダンの枯葉。トゲが鋭く、刺さると非常に痛い。そのトゲが絡み合って、いたるところにアダンの枯葉山。こんなにアダンの枯葉が落ちた状態を、見たことがナイ・・・・これを集めるのは、痛そうだナ。などと考えながら、プールへ。。。

吹き返しの西風で、砂が一面に飛んできている。風紋のように、砂模様が出来ている。その中に、強風域の北風で、崖上の畑から飛んできたであろう「赤土」。。。。。砂と赤土、これは高圧洗浄で、一番厄介な代物なのです。赤土はネットリしているので、中々落ちないのです。高圧をカケル人は、大変だナと、他人事のように。。。。。

さぁ~、今日はこれぐらいで、勘弁してやろう?!、、、、今夜の吹き返しが気になるのですが、明日はビーチプールを一気に洗浄です。