冬の空気の匂いと、「結」(2012年10月20日)

薄雲が、北風に流されていく。昨日は・・・異常な程「寒い」と感じたので、出勤時にドアを開ける瞬間、それなりに覚悟して、「身」を引き締めながら。と、それほどでもない、「北風」。。。太陽光線の温もりが、心地よいのです。 太陽光線の温もりが「心地よい」=宮古島の「空気」、気温が下がった、証拠です。 なんとなく・・・「寂しい」気持も、交錯する「時期」に、宮古島は、差し掛かっております。 「紫外線ガンガン」の「南海の小島」から・・・「北風ビュービュー」の宮古島への過渡期・・・が、今の時期。。。と、毎年、体が、感じ始めるのです。

そして、「宮古島産の野菜」の植え付け「時期」に、差し掛かっているのです。 ハウスには、ビニールが巻かれ始めるのです。 そして、ポットの中で、育てていた「苗」を、ハウスへ植え替える「時期」でも、あるのです。 農家の仲間同士が、ハウスにビニールを巻くのを、お互いに手伝っています。 それは、親戚であったり、飲み友達であったり、宮古島の人達であったり・・・・内地から来た「農業を目指している人」を助けようとする「宮古の人」であったり。 

宮古島には、「ユイマール」という「言葉」が、あります。 「結」が「回る」が、語源です。 「結」という言葉は、沖縄に限った言葉ではありません。 日本の殆どの「地」で、使われている「言葉」です。 「結」とは、「無償の貢献」という「意味」で、使われています。 自分の生きてきた「人生」では、それが当たり前、でしたが。 今日、この頃・・・チト、違うようで。 「結」とは、お金で「買えないもの」を、「結」というのです。

「結」=「人が人を助ける、繋がり」→「見て見ぬふりを、しない」→「代償は、無い」→「貢献のみ」=「与えるのみ」 そんな「生き方」を、出来たら、幸せでしょうねー。多分。

カヤックツアーに、ご参加頂き、誠に「有難うございました」(宮古方言:「たんでぃがぁ タンディー」)

クリックすると、「記念写真」の印刷用として、ご利用できます。