私たちは海をつかう責任としてボラガービーチ周辺のサンゴ保全に対する意識を強め、サンゴの折損に繋がる行動の制限や注意喚起、漂流ゴミの回収、ビーチクリーン活動を積極的に行い、海の豊かさを守り続けています。
保良クバクンダイ鍾乳洞においては洞内の環境保全はもちろん、歴史や地域の文化など、学術的価値を理解し、定められたルールを遵守してツアーを通し皆さまに周知させて頂き、陸の豊かさを守り続けています。
私たちアイランド ワークス並びに保良鍾乳洞協会は保良地域住民とパートナーシップを構築しており、定期的に保良自治会の地域イベント、清掃活動に参加していつもキレイで 住みやすい、そして住み続けられるまちづくりを目標に、保良地域の更なる活性とより良い発展を目指しています。
鍾乳洞および周辺海域(ボラガービーチ)の環境を守る為、沖縄県知事から認定を受けた公式ルールがあります。
私たちアイランド ワークス並びに保良鍾乳洞協会は地域自治会・沖縄県自然保護課・宮古島市と協定を結び、ルールを遵守し利用しています。
- 【安全管理】
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・カヤックを使用し案内をするガイドはカヤックの資格取得者でなければならない。
・漁場である外洋付近には近づいてはならず、選定したコースを通らなければならない。
- 【海域の保全】
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・サンゴの折損、破壊を防ぐ為、海中を歩いて鍾乳洞へ行く行為はしてはならない。
・カヤックは選定、指定された場所に係留しなければならない。
- 【鍾乳洞の保全】
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・鍾乳石、粘土層(クチャ)など鍾乳洞内は一切、触らない。また持ち出さない。
・鍾乳洞の一日の最大利用人数は締結事業者すべて合わせ最大80名までとする。
- 【文化への配慮】
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・保良地域の御嶽(うたき)である為、写真撮影は出入り口付近のみ許され
上段以降から鍾乳洞内部にかけては神聖な空間の為、撮影を禁止する。
・鍾乳洞内は地域の神聖な拝所として配慮し、大声を出す行為、また出入り口付近で
飛び込みをするなどの騒がしい行為をしてはならない。
近年、宮古島の観光地化が急速に進み、経済や島の暮らしが向上している反面、質の良い需要と供給のバランスが崩れているのも事実です。
豊かな自然や魅力的な観光資源があっても保全を目的としたルールが存在しなければ
この先守り続ける事が出来ません。
今回、宮古島では初となる【保全利用協定制度】を取り入れ、海のルールを目に見える形にしてルールブックを作り、晴れて沖縄県知事の認定を頂き公式なルールになりました。
ただ、残念な事にルールを守らない事業者がいるのも事実です。
それが故に、皆さまのお店選びも大切な環境保全に繋がります。
鍾乳洞および周辺海域(ボラガービーチ)のサンゴ礁は永年の月日をかけて創出された
かけがえのない財産であり、後代に継承すべき宮古島の大切な観光資源です。
まずはこの小さな保良泉ビーチから、島全体へ広がるように日々情報発信していきます。