西~西北西の風。予報では、微風レベルでしたが、実際の海上は、8m以上吹いていました。 12号の余波が、厄介者です。 相変わらず満潮時間帯は、大荒れで・・・・亀の産卵した場所が、波で洗われないかと、ヒヤヒヤしながら見守っています。 砂浜に小亀の足跡が、海に向かって無数についています。。。。昨晩、いたる所の産卵場所から、這い出して来たようです。 この大波に立ち向かって行ったのですが・・・・生存確率は、1/1000....厳しいのです。
声に反応するぐらい「慣れて」きました。 餌のワカメを手から食べてくれるようになった「今」、、、、何か、手放したくない感情がフツフツと湧き上がってきてしまうのです。 そうなったら一刻も早く、放さなければと。。。。今晩に決定しました。 20時に再集合し、海へ帰します。 親亀を研究している人と、小亀を研究している近畿大学の生徒さんが、尋ねていらっしゃいました。 砂浜で木に挟まり亡くなっていた親亀を確認して頂きました。 小亀は、今晩放す前に、体長等の計測を実施する予定です。 11号に翻弄され、12号の余波のオマケ付き・・・・そんな一週間の中で、亀達に会えた体験は、宝物になったし、台風でツアー開催できない自分達の気持ちを、目一杯癒してくれた存在でした。。。。一匹づつに、名前つけたいくらいだったサ。
お話は変わりますが、今日久々にツアー再開出来ましたァ~!! 潮の流れは速かったのですが、精鋭部隊???のガイドで固めての再開でした。。。。当然、干潮時間帯を挟んだ「時短プログラム」での開催。 沖合いが荒れているせいか、浅場のシュノーケルポイントには、メジナの群れや、ブダイの大物・・・・魚の多さにビックリしました。 と同時に「こいつらに食われないように、放さないと・・・・」と、、、真っ暗闇しかないのです。 それぐらいしか、自分達には出来ないので、合言葉は「真っ暗闇で」。。。。
先程・・・・20時過ぎ頃の真っ暗闇の保良の砂浜・・・・波打ち際から7~8m程の所に、小亀達を一斉に放し、懐中電灯を波に向かって照射。。。。。小亀は、光の方へ導かれるのです。 砂浜の自分が作ってしまった足跡にはまり、引っ繰り返る者、波に揉みくちゃにされて慌てたように戻って来てしまう者、全く関係ない方へ走り出す者、波に叩きつけられて、グッタリしたまま動けなくなってる者、風呂桶から出ようとしない者・・・・・・砂浜を勢い良く走り、その勢いで波に乗り、沖合いに出て行く・・・・・想像していた小亀と全く違い、、、、押されては、引っ繰り返り・・・・その繰り返しで、20分以上かかったかナ、全員が消えるまでに。
本日のツアーにご参加頂いた、お客様です。みなさん!!たんでぃがぁ タンディイ~(ありがとうございます)!!!!!
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